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素数の音楽 (新潮クレスト・ブックス) 単行本 – 2005/8/30

4.4 5つ星のうち4.4 109個の評価

美しくも神秘的な謎に満ちた数、素数。21世紀最後の謎「リーマン予想」に挑む天才たちのスリリングな闘い。数をめぐる麗しきノンフィクション。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2005/8/30)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/8/30
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 478ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4105900498
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4105900496
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 109個の評価

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マーカス・デュ・ソートイ
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
数学における未解決問題のNo. 1「リーマン予想」について、これほど興味深く読ませる本はないでしょう。「数学」に関する本を読みたい人、「素数」という言葉に心惹かれる人には、ぜひ手に取ってほしい本です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年3月27日に日本でレビュー済み
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とてもおもしろい本でした
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年9月23日に日本でレビュー済み
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海岸の貝殻あつめ、川岸の石ころひろい、あるいは公園や神社で帽子をかぶったドングリを集める。誰しもそんな遊びを経験したことがあるはずですが、そんな感覚で「素数」を探し、集め、法則を見出す喜びに共感できる人ならばどんな人でも読んで楽しむことができる素晴らしい一冊だと思います。様々な境遇で素数の世界に導かれた様々な国籍の数学者たちの人生や熱情が、数学という純粋学問を通して描かれます。

実験や仮定に基づく検証のなかでエビデンスを経験的に積み重ねて、統計学的に「真」と「偽」を構築していく、我々が普段の生活の中で馴染んでいる「サイエンス」の世界観とは異なり、決して手元には収まり切らない物理的な現実を確かめることができない、まさに「桁違い」で「無形」なものを扱ううえで「証明」を何よりも重んじるという数学という学問の純然性に心を打たれました。

そんななかで、本文中においてば公理や命題に関する「証明」の記述はかなり簡略化されており、本文を読むだけでは理解したり納得したりできない部分も多々ありました。翻訳の問題というより、必要な説明を省いている印象が強かったです。しかし、そこを厚くすると私のような一般読者にとってはたちまち、異教徒の経文のような苦行を伴う文章に変わり果ててしまうことを考慮した意図的な書き方だと思いました。(数列や関数に関する記述をいくつか検索してみましたが、理解が遠のくばかりでした。)

一方で、リーマン予想に関連した暗号解析やインターネットセキュリティに関する説明にかなりのページ数を割かれいるのですが、この本が発刊された後の世界に及ぼした、とある革新的な変化に対する理解が深まりました。それはまさに暗号資産(仮想通貨)です。
もちろん技術が本格化する前の本なので直接的な言及はありませんが(モバイルコマースに関する楕円曲線に関する言及はあります)、その根底に流れる数学的世界の深淵の一端を感じることができました。私はこの分野に関してあまり詳しくありませんので、社会的なトピックとしての関心しか持ち合わせません。ただ、暗号資産という漠然とした概念に対して、速度などの技術的な革新性に関わる部分とは別に、既存の通貨との比較で考えた貨幣価値としての認識においてどうにも受け入れ難い感覚がどうしてもありましたが、数学的根拠としてこのようにわかりやすく提示されたうえに、あらためて既存の通貨の歴史も高々数百年程度であることを考えると、考え方の変化を受け入れざるを得ないように感じました。

私自身の経験として、最近は、哲学や歴史、宗教、文学、医学、などといったすでに定着した知的好奇心の「幹」(習得したとか身についたというものではなく知りたいというモチベーション)から生えた「枝」や「実」を読み解くような読書が多かったのに対して、この一冊はあらたな分野を切り拓く種子となり根を張る貴重な読書体験になりました。新しい平面に喜びを感じつつ、もう少し数学の素養に関して、努力しなければいけないと思いました。

それにしても、藤原正彦さんをはじめとして、優れた数学者の書く本は本当に面白い。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 普通のヒトがよんでリーマン予想のことが一番よくわかる本。ただ数学の中身の説明はその分少ない。だから数学のフレームしかわからない感じの本ではある。でもそれは、リーマン予想を理解すること自体が難しいせいなんだから仕方がない。それに20世紀数学のことを書けるのは著者がしっかりしている証拠。ただ、なんだか「フェルマーの最終定理」を意識しすぎの商業的な文体にはがっかり。ワビサビがない。でも後半からは面白くなってたしよっかた。個人的には素数大好きなサムライ向けの本が読みたかったかな。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年7月5日に日本でレビュー済み
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サイモンシン(青木薫訳)とマーカスデュソートイ(冨永星訳)の本にハズレはない。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書の成功はそのキャッチーなタイトルに負うところが大きいのではないか。タイトルに魅かれて(、しかも小説と思って)手に取ったが、数学について音楽との類似性や音楽による比喩で語り通しているわけではないし、素数の話というよりリーマン予想を狂言回しにした数論史・数学者人物史といった趣の作品である。
いや、だからつまらなかった、というわけではない。一般向け科学啓蒙書―数学に興味を持ってね!―という出版意図は成功していると思う。タイトル通り、数学が奏でるハーモニーやリズム、その美しさや優雅さもそうだが、私が面白いなと思ったのは「風景」という表現。グラフや図形で表され目に見える風景、数式・論理で示される抽象的風景、難問という山の頂上に至った者が見るであろう風景、難問に取り組む数学者達の心象風景。音楽と風景・・・、映画化しても面白いかも。
ま、もちろん、こんな天才たちが、しかも様々な分野のいろんなタイプの天才たちが何人も何年もバトンを受け渡して考え抜いても解決できていない問題があることで数学への興味をさらに失くす人もいるでしょうが、数学者たちの情熱というのはひしひしと伝わってきます。
難を言うと、読んでいて数学以外の部分で「ん?」と思い、つまずいてしまう時があった。原著者の文体のせいなのか、翻訳のせいなのかわからないのだけど。一般向け科学書の場合は共著・共訳―映画におけるストーリーとダイアログの分業みたいな―もひとつの手ではないかな。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年11月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
素数を究明する探求の歴史と天才数学者たちの物語。数学者たちの人間ドラマが描かれていて物語に厚みを与えている。
この本で書かれている数学理論を完全に理解できなくても、楽しく読めた。
それにしても素数の並び方の性質が、現実世界の物理法則(量子物理)と類似点を持つという不思議さ。
極限を追求する学問はちょっと頭がついていけないなと思う半面、非常に面白いとは感じた。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年12月31日に日本でレビュー済み
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半年以上かかって読みました。
どちらかという寝酒のような読書でしたが、途中から理系の血がよみがえりました。
それでも1/3も分かっていないけれど....
素数は昔から好きでした。選ぶときは、11とか13とか19とか....
今、大みそかの今日、マーラーの巨人を聴きながら、読後の余韻に浸っています。
生きている間に解決することを望んでやみません。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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